不倫調査の上手な利用方法

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不倫調査と言い訳

不倫をしたことのある人に話を聞いてみると、「好きになった人が、たまたま奥さんのいる人だった。 人を好きになることがいけないことなのか。」とまるで美談のような返事をされることがあります。不倫の当事者が述べるセリフというのは非常に画一的で想像力のないものです。テレビドラマや映画などの影響からか、非常に安易に「不倫」を選ぶ人もいます。しかし、「不倫」とはもともと何を意味するものなのでしょうか。
辞書で「不倫」という言葉を調べてみると、「道徳に反すること。特に、男女の関係が人の道にはずれること。」(大辞林 第二版)とあります。また、「不倫」という言葉と同じ意味の言葉として「姦通」があり、この意味は「男女が道徳や法にそむいて情を通ずること。不義。密通」「夫または妻が、他の異性と肉体関係を結ぶこと。旧憲法下の刑法では、妻が夫以外の男と肉体交渉をもつことをいった」とあります。
日本では昭和22年に刑法が改正されるまで、不倫は刑法第183条に「姦通罪」として罪とされてきていました。また、男女にも差があり妻側に姦通があった場合には民法上の離婚理由とされていました。 すなわち、かつては妻側が夫以外の男性と肉体関係を持つことが夫側からの離婚事由となっていたのです。
現在では男女とも相手方に不貞行為があることを証明するにより、離婚の理由として認められています。家長制度の維持というよりも現在では「夫婦間の信頼関係」の維持に注目して「不倫」をとがめるように定められています。

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